SOLAR|撤去・廃棄
太陽光パネルの撤去・廃棄はどうする?
屋根の太陽光パネルは、ごみとして自分で出すことはできず、専門の業者に撤去と処理を頼むものです。撤去を考えはじめたときに確かめること、費用、2026年に成立した法律を、公的な資料で整理します。
情報の確認日:2026年11月4日
このページの要点
- 八王子市のごみの収集出せない「市では処理できません。専門業者へ依頼」(市のごみ分別辞典)
- FITの廃棄費用の積立10kW未満は対象外住宅用の多くは、撤去の費用を自分で見込んでおく
- 撤去する前に使い続けられるか確認パワコンの交換などで直ることもある(JPEA・環境省)
どんなときに撤去する?
太陽光発電協会(JPEA)は、撤去のきっかけとして、住宅の解体・建て替え・屋根の葺き替えなどを挙げています。一方で、故障や不具合で廃棄を考えている場合は、その前にパワコンなどの修理や交換を相談するよう案内しています。
建て替え・解体
家と一緒にパネルもおろします屋根の葺き替え・塗装
いったん外して、工事のあとに載せ直すこともあります(→ 下の節)- まず相談
故障・発電の低下
原因がパワコンや配線なら、パネルをおろさずに直せることがあります(→ パネルの寿命)
撤去・廃棄の流れ
環境省のガイドラインは、使い終わった設備について、まず使い続けられるかを判断し、そのうえで撤去・運搬・リユースやリサイクル・処分へ進む流れを示しています。
使い続けられるか、再使用できるかを確かめる
修理で済む場合や、中古として使える場合もあります
手続きを確かめる
FITの認定を受けた設備は、発電をやめるときに「廃止届出書」の提出が義務づけられています
専門の業者が撤去・運搬
業者に撤去を頼む通常のケースでは、パネルは基本的に産業廃棄物として扱われます
リサイクル・処分
リユースできないものも、できるだけリサイクルすることが望まれています
終わったことを確かめる
見積りの段階で、運搬先と処理の方法、完了の報告の有無を確かめます

パネルは種類によって、鉛・カドミウム・ヒ素・セレンなどを含むことがあり、国はこの4つの物質の含有の情報を処理業者に伝えられるようにする仕組みを設けています。撤去を頼むときは、メーカーと型番を業者に伝えます。
屋根の上でパネルを外す作業は、落ちる・感電するおそれがあります。ご自身では行わず、専門の業者に任せてください。
出典を見る
2026年11月3日確認
八王子市では、ごみに出せる?
八王子市では、ソーラーパネルを粗大ごみや不燃ごみとして出すことはできません。撤去と処理は、専門の業者に頼みます。
撤去・処分の段取りから、ご相談いただけます撤去の相談をする
撤去・廃棄の費用は?
いまの住宅1件あたりの撤去・運搬・処理をすべて含めた費用の目安は、公的な資料にはありません。国の資料で分かるのは、次のような部分的な数字です。
| 数字 | 何の数字か | 注意 |
|---|---|---|
| 平均8.9万円/件 | 住宅用パネルの撤去費の調査(2013年度・42件) | 古い調査で、容量や、運搬・処分の費用を含むかが回答によって違う |
| 8,000〜12,000円/kW | リサイクルにかかる費用(2026年の国の資料) | リサイクルの工程だけで、撤去と運搬は含まない |
また、FITには売電の収入から廃棄の費用を積み立てる制度がありますが、10kW未満の太陽光は対象外です。住宅用の多くは10kW未満なので、撤去の費用はご自身で見込んでおく必要があります。
実際の費用は、足場が要るか、屋根の高さと形、パネルの枚数、運搬の距離、撤去したあとの屋根の補修や、載せ直すかどうかで変わります。見積りで、どこまでが含まれているかを確かめます。
出典を見る
2026年11月3日確認
リサイクルは義務になった?
「太陽電池廃棄物の再資源化等の推進に関する法律」(令和8年法律第33号)が、2026年5月29日に成立、6月5日に公布されました。施行は、一部を除き、公布の日から1年6か月を超えない範囲で政令で定める日とされています。
環境省の説明では、この法律が中心に置いているのは、収益事業に使われている多量の事業用の太陽電池です。2026年11月4日時点では、すべての住宅のパネルにリサイクルが一律に義務づけられたわけではありません。住宅用(売電をしている設備を含む)にどう当てはまるかは、これから出る政令などで確かめる必要があります。
屋根の葺き替え・塗装でパネルを外すとき
外したあとの防水
屋根材・防水シート・野地板を貫通しているねじを外すときは、屋根の防水をきちんと行う必要があります(JPEA)載せ直したあとの確認
配線のつなぎ直しと、発電・動作の確認まで見積りに入っているか誰がどこまでやるか
太陽光の業者と屋根の業者の作業の範囲と、載せ直したあとの保証がどうなるかを書面で確かめます
国土交通省は、パネルの設置による雨漏りなどを防ぐために、支持部材の固定のしかたや防水の処理などの施工上の留意点をまとめています。載せ直すときも同じ点に気をつけます。→ 太陽光はやめたほうがいい?(雨漏り)
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具体的な機種が決まっていなくても、太陽光をすでにお使いでも、ご相談いただけます。ほがらかから突然ご自宅へ伺う訪問販売は行いません。
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