SUBSIDY|国の制度
国の太陽光・蓄電池の補助金
国の補助金は、年度ごとに公募が始まり、予算に達すると期間の途中でも締め切られます。2026年は蓄電池・V2Hの国の補助金が早めに締め切られました。いま申し込めるもの、来年度に向けて知っておきたい仕組みを整理します。
情報の確認日:2026年11月3日
このページの要点
- いま申し込める国の制度1つみらいエコ住宅2026(蓄電池は省エネリフォームと一緒の場合のみ)
- みらいエコの予約の期限11月16日2026年。予算に達した場合はその時点まで
- 蓄電池・V2Hの国の補助受付終了DR補助金は2026年5月29日、V2Hは8月27日までの申請で終了
東京都の補助金は国とは別に受け付けています。金額と順番は東京都の補助金をご覧ください。
いま申し込める国の補助金は?

- 受付終了
DR家庭用蓄電システム導入支援事業
家庭用蓄電池。2026年5月29日に予算に達して終了 - 受付終了
CEV補助金(V2H充放電設備)
V2H。予算を超えたため、2026年8月27日までに届いた申請で終了 - 受付中
みらいエコ住宅2026事業(リフォーム)
省エネリフォームと一緒に行う蓄電池。予約は遅くとも11月16日、交付申請は遅くとも12月31日まで
- 受付終了
ストレージパリティ事業(環境省)
PPA・リースで入れる太陽光と蓄電池。二次公募が10月2日に締切
「受付終了」は2026年11月3日時点の公式発表によるものです。追加の公募が行われる場合は、各制度の公式ページで発表されます。
蓄電池の国の補助金(DR補助金)はどんな制度?DRリソース導入のための家庭用蓄電システム等導入支援事業
2026年に公募された国の家庭用蓄電池の補助金です。電力の需給に合わせて蓄電池の充放電を調整する「DR」に参加することが条件で、執行団体は一般社団法人環境共創イニシアチブ(SII)でした。2026年の公募は終わりましたが、来年度に同じような制度が出たときの参考に、仕組みを残しておきます。
| 金額 | 初期実効容量1kWhあたり3.45万円(性能による加算あり)・設備費と工事費の3/10以内・1申請あたり上限60万円 |
|---|---|
| 価格の条件 | 蓄電システムの購入価格と工事費の合計が目標価格(2025年度は12.5万円/kWh・税抜)以下であること。上回ると申請できません |
| 申請のしかた | SIIに登録された販売事業者と共同で申請。交付が決まる前に契約・工事をすると対象外 |
「目標価格以下」の条件は、見積りの額そのものに効きます。補助金を前提に見積りを取るときは、総額をkWhで割った額も確かめておくと安心です。
みらいエコ住宅2026で蓄電池は補助される?みらいエコ住宅2026事業(リフォーム)
国土交通省などが行う住宅の省エネリフォームの補助金です。蓄電池は1戸あたり9.6万円の補助対象ですが、蓄電池だけの工事では申請できません。窓や外壁などの断熱の工事(「要件化工事」)を同じリフォームで行う場合に、あわせて補助されます。
| 対象の住宅 | 原則、平成28年(2016年)12月31日以前に新築された住宅。平成29年以降の住宅でも、平成11年基準を満たさないことを証明できる場合は対象 |
|---|---|
| 対象の蓄電池 | 定置用リチウム蓄電池のうち、SIIに令和4年度以降に登録・公表されているもの |
| 太陽光 | 太陽光発電設備の設置工事は対象外 |
| 申請する人 | 事務局に登録された施工業者(住宅の持ち主は直接申請できません) |
| 期限 | 工事の着手は2025年11月28日〜2026年12月31日。予約は遅くとも2026年11月16日まで、交付申請は遅くとも12月31日まで(予算に達した場合はその時点まで) |
断熱のリフォームを予定していない場合、この制度のために蓄電池の時期を合わせる必要はありません。
V2Hの国の補助金は?CEV補助金 V2H充放電設備
V2Hは、電気自動車の電池を家の電源として使うための機器です。国の補助金(一般社団法人次世代自動車振興センター)は、2026年の公募で次の内容でした。予算を超えたため、2026年8月27日までに届いた申請で締め切られています。
| 機器の費用 | 購入価格(税抜)の1/2と、機種ごとの上限額のいずれか低い額(上限75万円) |
|---|---|
| 工事の費用 | 個人宅1基の場合上限55万円 |
| 条件 | 対象の電気自動車・プラグインハイブリッド車が設置場所にあること(実績報告までの納車を含む)。交付が決まる前の発注・着工は不可 |
東京都にもV2Hの助成があり、国の補助金と一緒に使う場合は国の額を差し引いて計算します。東京都のV2Hの補助金をご覧ください。
太陽光だけの国の補助金はある?
自宅の屋根に、自分の設備として太陽光だけを載せる個人向けの国の補助金は、2026年度の制度では見つかりませんでした(国土交通省・環境省・経済産業省・SIIの公表資料を確認)。みらいエコ住宅2026も、太陽光は対象外です。
環境省の「ストレージパリティの達成に向けた太陽光発電設備等の価格低減促進事業」は、太陽光を対象にしていますが、次の点で一般的な購入とは違います。
- 個人が設備を持つのではなく、PPA・リースの事業者が設備を持ち、事業者が申請する制度です
- 戸建住宅では、太陽光と蓄電池を両方新しく入れることが条件です
- 2026年度は二次公募が10月2日正午に締め切られています
太陽光の補助金は、いまのところ東京都と八王子市が中心です。PPA・リースの仕組みは初期費用ゼロのプランにまとめています。
東京都や八王子市の補助金と一緒に使える?
多くの場合は一緒に使えますが、どちらの制度も「一緒に使ってよい」と認めていることが条件です。片方が認めていても、もう片方が認めていなければ併用できません。
| 国の制度 | 自治体の補助金との関係 |
|---|---|
| DR補助金 | 国の他の補助金とは併用不可。自治体の補助金は、その自治体に確認 |
| CEV補助金(V2H) | 国の他の補助金とは併用不可。東京都のV2H助成は国の額を差し引いて併用できる |
| みらいエコ住宅2026 | 自治体の補助金の財源に国費が含まれず、自治体側も認める場合に併用できる |
どの制度も、経費より多くは受け取れないように調整されます。東京都の蓄電池は、国や市の補助を差し引いた経費と「容量×単価」の小さいほうが助成額です(差し引いた経費のほうが大きければ、都の額は減りません)。東京都の太陽光も、補助金の合計が経費を超えないよう調整されます。V2Hは「経費×1/2-国などの補助金」で計算します。八王子市も、市と東京都などの合計が購入費・工事費を超える場合は、市の額を調整します。
次の公募に向けて、いまできること
見積りは総額と内訳で取っておく
国の蓄電池の補助金には、価格の上限(目標価格)の条件がありました
機器の型番を控えておく
国の補助金は、登録された機器だけが対象です(蓄電池はSII、V2Hは次世代自動車振興センター)
交付が決まる前に契約しない
交付決定の前に契約・工事をすると対象外になるものが中心です
東京都の補助金を先に確かめる
2026年度は国より東京都のほうが受付が続いています
来年度の公募を待つか、東京都の補助金でいま進めるかから、ご相談いただけます相談する
このページの内容は2026年11月3日時点の公式資料にもとづきます。補助金の額は、機器の容量・対象経費・ほかの補助金との組み合わせで変わり、このページの金額はご家庭ごとの受給額を示すものではありません。
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