SOLAR|寿命

太陽光パネルの寿命は何年?

太陽光パネルは、20〜30年程度使えるとされています。ただ、先に寿命が来るのはパワコンで、パネルも少しずつ発電の力が落ちていきます。何が何年もつのか、古くなったら何を確かめるのかを、公的な資料で整理します。

情報の確認日:2026年11月4日

このページの要点

  • パネルの耐用年数の目安20〜30年程度JPEA。30年以上動く例もある
  • 発電の力の低下年0.5%前後JPEA。25〜30年後に出力80%以下になることも
  • パワコンの交換の目安10〜15年JPEA。製品や環境で異なる

どれも一般的な目安です。この年数で止まる・必ず交換するという意味ではありません。

パネルは何年使える?

太陽光発電協会(JPEA)は、太陽光パネルの耐用年数を一般的に「20〜30年程度」とし、設置環境やメンテナンスの状況によっては30年以上動く例もあるとしています。資源エネルギー庁も、パネルは「20〜30年間又はそれ以上発電し続けることが可能」と説明しています。

  1. 1

    設置

    住宅用は、最初の10年が固定価格での買取の期間

  2. 2

    10〜15年ごろ

    パワコンの交換の目安(JPEA)

  3. 3

    20〜30年程度

    パネルの耐用年数の目安(JPEA)

メーカーの例では、京セラが1984年に千葉県に設けた設備のパネルが、40年たった2025年の時点で出力の低下率20.8%で動いていると公表しています(同社の調べ)。ただしこれは1つの設備の例で、どのパネルも同じとは言えません。

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2026年11月3日確認

発電の力はどれくらい落ちる?

JPEAは、パネルの発電の力について、年間0.5%前後の劣化が積み重なり、25〜30年後には出力が80%以下になることもあるとしています。落ち方はパネルや設置の環境によって違い、毎年同じ割合で落ちていくとは限りません。

長く使われ、表面にうっすらと砂ぼこりがのった住宅用の太陽光パネル
※生成AIで作ったイメージ画像です。実際の施工・製品・街並みではありません
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2026年11月3日確認

「出力保証25年」は寿命のこと?

違います。出力保証は、決められた出力を下回ったときに保証を受けられる期間で、パネルが使える年数とは別のものです。年数と条件はメーカー・シリーズで違います。

パナソニック「MODULUS」などモジュール出力25年対象の型番はメーカーの資料で確認
京セラ 住宅用(有償の「トリプル保証」)出力25年お引渡し日から。標準保証は20年。申込みなどの条件つき。いま付いているパネルは保証書で確認

JPEAは、保証が終わると無償の修理が受けられなくなることも、長く使うときの注意点に挙げています。見積りでは、型番ごとの保証の年数と、何を保証するのか(出力・製品・工事)を確かめます。

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2026年11月3日確認

発電量を落とすものは?

JPEAと日本電機工業会(JEMA)の住宅用の点検のガイドラインには、次のような点検の項目があります。

屋根の上での点検や掃除は、落ちる・感電するおそれがあります。ご自身では行わず、専門の業者に任せてください。点検で分かるのは異常のきざしで、残りの寿命が何年かは分かりません。

発電量が落ちた気がする、モニターに表示が出たときは、ご相談ください点検の相談をする

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2026年11月3日確認

古くなると、どんな事故がある?

製品評価技術基盤機構(NITE)が受け付けた事故の情報では、2015〜2024年度の10年間で、太陽電池発電設備の事故は260件、そのうち239件が火災でした。

事故があった設備(2015〜2024年度・NITEの受付)

  • パワーコンディショナ170件
  • 太陽電池モジュール41件
  • 接続ケーブル18件
  • その他の設備17件
  • 蓄電池14件
NITEが受け付けた件数で、国内のすべての事故の数や、設置されている設備に対する割合ではありません。原因には施工の不良や外からの力なども含まれ、古くなったことだけが原因の件数ではありません。

NITEは、パネルと同じ感覚でパワコンなどを長く使い続けると、基板や電子部品の劣化から事故の発生率も高くなるとして、交換の時期に注意するよう呼びかけています。→ パワコン交換・点検

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2026年11月3日確認

寿命や故障のあとは、どうする?

発電量が落ちても、すぐにパネルを全部おろすとは限りません。JPEAは、故障や不具合で廃棄を考えている場合でも、その前にパワコンなどの修理や交換を相談するよう案内しています。環境省のガイドラインも、使い終わった設備は、まず使い続けられるかを判断するよう求めています。

なお、FITの認定を受けた設備を同じ場所で新しくしても、新たにFITの認定を受け直すことは原則できません(資源エネルギー庁)。建て替えたあとに別の人が申請する住宅用など、限られた例外があります。

パワコンの交換・点検から、パネルの修理・交換、撤去・処分まで、ご相談をお受けしています相談する

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2026年11月3日確認

このページで挙げたメーカー名・製品名は、説明のための例です。取り扱う機種や推奨する機種を示すものではありません。画像は生成AIで作ったイメージで、実際の施工・製品ではありません。

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