SOLAR|売電
太陽光の売電価格と卒FIT後の買取先
太陽光の売電価格は、国の固定価格買取制度(FIT)の期間中と、10年の期間が終わったあと(卒FIT)で決まり方が違います。これから設置する方と、もうすぐ10年になる方の両方に向けて整理します。
情報の確認日:2026年11月3日
このページの要点
- 2026年度に認定(10kW未満)24円/kWh1〜4年目。5〜10年目は8.3円/kWh
- 固定価格での買取期間10年間住宅用(10kW未満)
- 卒FIT後の公表単価の例8.50〜11円/kWh東京電力エリア・条件なしのプラン4つの例(税込)
単価は2026年11月3日時点の各社の公式ページの値です。見直されることがあります。
これから設置すると、売電価格はいくら?固定価格買取制度(FIT)
2026年度に国の認定を受ける住宅用(10kW未満)の太陽光は、最初の4年間が24円/kWh、5〜10年目が8.3円/kWhです。調達期間は10年間です。設置の初期費用を早く回収できるよう、期間の前半を高くした価格の決め方(初期投資支援スキーム)がとられています。
適用される価格は、国の認定を受けた日が属する年度の価格です。設置した年ではありません。すでに売電している方は、認定を受けた年度の価格が続きます。
売るのは「余った電気」だけ?
はい。住宅用の太陽光は、発電した電気を先に家で使い、使い切れずに余った電気を売るしくみです(余剰買取)。晴れた日の昼に余った電気は、そのままではためておけないため、電力会社の送電網に流して売ります。

そのため、売電の金額は「発電量 × 単価」ではなく、「余った量 × 単価」になります。昼に家で使う電気が多いご家庭ほど、売る量は少なくなります。
卒FITのあと、どこに売れる?
10年の期間が終わったあとは、買取メニューを出している事業者を自分で選んで売れます。八王子を含む東京電力パワーグリッドのエリアで、各社が公式ページに出している単価は次のとおりです。
- 8.50円
- 9.5円
- 10.5円
- 11円
条件つきのプランは、条件なしのプランと分けて比べます。
- 11.5円/kWh
出光 でんきセット買取プラン
条件:出光の家庭用の電気と同時に契約する場合(東京エリア・税込)
- 23円/kWh
東京ガス 蓄電池購入サポートプラン
条件:東京ガス指定の販売店で対象の蓄電池を買った場合。1システムにつき1回、半年間だけ。その後の単価はプランの条件で確かめます
| 事業者・プラン | 単価 | 主な条件 |
|---|---|---|
| 東京電力エナジーパートナー 再エネ買取標準プラン | 8.50円/kWh(税込) | FIT期間の終わりまで同社に売電していた方は、自動的にこのプランに移ります |
| 出光興産 スタンダード買取プラン | 9.5円/kWh(税込) | 買取だけの契約(東京エリア) |
| 東京ガス 太陽光買取プラン | 10.5円/kWh | 「どなたでもお申し込み可能」。非化石価値・消費税等を含む。6か月分をまとめて振込 |
| ENEOS Power ENEOS太陽光買取サービス | 11円/kWh(税込) | 2026年度(2026年4月〜2027年3月)の関東の単価 |
| 出光興産 でんきセット買取プラン | 11.5円/kWh(税込) | 出光の家庭用の電気と同時に契約する場合(東京エリア) |
| 東京ガス 蓄電池購入サポートプラン | 23円/kWh | 東京ガス指定の販売店で対象の蓄電池を買った場合。1システムにつき1回、半年間だけ |
- この表は、主な事業者の公式ページで確かめられたものだけを並べたもので、すべての事業者を比べたランキングではありません
- 電気の契約とのセットや、蓄電池の購入が条件のプランは、条件なしの単価と分けて比べます
- 出光興産の東京都内向け「とちょう電力プラン」(11.0円/kWh)は、2026年10月15日で受付が終わっています
出典を見る
- 東京電力EP 再エネ買取標準プラン
- 東京ガス 卒FIT後の買取
- ENEOS Power 2026年度の買取単価(PDF)
- ENEOS太陽光買取サービス
- 出光興産 卒FIT買取の申込・条件
- 出光興産 とちょう電力プラン
2026年11月3日確認
何もしないとどうなる?
いまの売電契約によって違います。
契約が自動で続く場合
- 新しい単価で買取が続きます
- 東京電力EPに売電していた方は、標準プランに自動で移ります
自動で続かず、新しい契約もしない場合
- 買取をする事業者がいなくなります
- 余った電気は送配電事業者が無償で引き受けることになります
期間が終わる6か月から4か月前(事業者によっては3か月前)をめどに、いまの買取事業者から案内が届きます。届いた書類で、自動で続くかどうかを確かめてください。
売るか、ためて使うか
上の表の条件なしのプランの単価(8.50〜11円/kWh)は、いまFITで設置した場合の最初の4年間の単価(24円/kWh)と比べると低い水準です。そこで、余った電気を売る代わりに蓄電池にためて、夜や停電のときに使う選び方があります。
どちらが合うかは、昼と夜の電気の使い方、いまの電気料金、太陽光の容量で変わります。蓄電池を足す方式や補助金は卒FIT・蓄電池の後付け、蓄電池そのものの選び方は家庭用蓄電池の選び方にまとめています。
売るか・ためて使うか、いまの売電の契約書を見ながらご相談いただけます相談する
買取先を選ぶときに確かめること
単価に条件があるか
電気の契約とのセット、指定の機器の購入、期間限定など単価がいつまでか
年度ごとに見直すプランが多くあります支払い方法
毎月か、半年ごとか、現金かポイントか切り替えの手続き
いまの買取事業者への連絡が要るか、メーターの取り替えが要るか
このページは2026年11月3日時点の公的資料と各社の公式ページをもとにしています。売電の金額は発電量と家で使う量で変わるため、このページでは金額の見込みを示していません。
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